1999年10月27日 STOP THE SMAP
【慎吾くんからのメール】
ハガキコーナー
ハガキ私は最近、パソコンのメールにはまっています。木村くんもメールやってますよね?何かおもしろいメールがあれば、教えてください。
木村:
メールの内容って、その人のセンス出るよね。
やっぱ、ほら、電話だと、普通の会話じゃん。その場のね、オンタイムの会話だけど、メールっていうのは文章で残るから。文章ってやっぱその人のセンスが出ると思うのね。
あいついいね~・・・、やっぱ、慎吾!慎吾のメールはね、センスいいよ、ほんとに!
あの、最初、誰だかわかんない状態で入ってくるからね。
「これ、だ、誰・・・?」っていう。
で、読んでくと、「アレ?」ってなってて、最後になんかクリップのマークがついてて、添付されてんのよ、デジカメの写真が!
て、押すと、慎吾が「イェーイ!」とかいう写真が一緒に入ってたりとかすんだけど、慎吾のメールのセンスは俺、すごいいいな~と思う。うん。
俺、結構、バンコクで、その映画のロケ、やってた時に、やっぱほら、時差も多少あるし、2時間くらいあるんですよ、バンコクと日本って。
で、ま、2時間の時差ってたいしたことないじゃんって、思うでしょ?結構ね、デカイんですよ!2時間ってね、夜になればなるほど、やっぱデカクなってくんね。
バンコクで11時になると、もう日本では1時じゃない?夜の。そーすっとやっぱり、お互いに仕事やってるし、電話だと失礼だし、なんか・・・、ねっ、ちょっとオンタイムで話しても、ちょっと照れくさいこともあるからさ~、だからメールで。
まっ、慎吾以外にも、友達とか、うん、いろいろメール送ったりしてたんだけど、結構、元気づけられたもんね、慎吾のメールでね!
一番感動したのが、俺、撮影現場で、ピリピリきちゃってて。初めてのそういう撮影方式だったから。
台本もなければ、何もないっていう状況だからさ、ピリピリきちゃって。それで、『もうダメだ~!キレルキレルキレルー!!』とか、結構グチに近いメール送っちゃったんですよ。結構、いろんな人に。
したら、結構、もう次の日の撮影現場から帰って来て・・・。
俺、結構・・・、さっきから、結構、結構ばっかりだな・・・
あの・・・、ホテルの部屋で、自分のホテルの部屋でいる場所、ねっ、自分の身を置いてる場所、2ヶ所しかなかったもん。ベッドの上で寝てるか、あの、なんていうの?ホテルの、こう、あんじゃん、デスクみたいなの。電話が置いてあるデスクみたいなの。あそこで、自分のこのノートパソコンを持ってて、やってたから、その前のイスに座ってるか、ベッドに寝てるかどっちかしかなかった!
ずーっとメールやってたんだけど、結構ね、その慎吾の返事、俺が送ったものに対しての慎吾の返事のメールで俺、結構、こう・・・、目、覚まされたっていうか。うん。
『そんなキレルなんて言ってたら、我らが木村拓哉じゃないんじゃないの~!』みたいな書いてあって、『逆に向こうがキレたら笑ってやるくらいの木村拓哉でいてください。ガンバレ!木村拓哉!』とかって書いてあって。結構、俺ねジーンとかきちゃって、ホテルの部屋で、こう・・・、ちょっとパソコンの前で、「うん!」って、こう止まっちゃった時間があったんだけど、う~ん、結構、それでがんばれた!
結構、やっぱ普段言えないこととかも、メール、あの文章だと結構言えたりとかするから、いいですよね、メールってね。うん。