2005年1月14日 What’s up SMAP
【新曲『友だちへ~say what you will~』レコーディング時間35分事件!】
今日のお便り
お便り先週の放送で初めて聞いたSMAPの新曲、すごくよかったです。ところで新曲の話をした時に、レコーディングは35分で終わったって言ってけど、本当なの?ミュージシャンの人たちって、インタビューとかで『レコーディング?そうですね、2ヶ月かかりました』とか言っているのに、SMAPはそうじゃないんですね。
木村:
うーん・・・、まあレコーディング時間35分事件に関して、結構な量のFAXが届いてましたね。
「おまえ、久しぶりの新曲で、何だこの野郎、その35分っつうのは。おう?どうゆうこっちゃ!」っていうFAXがかなり来てましたが。他のメンバーどうだったんでしょうかね。
これ実話なんですけど、吾郎が僕より先行してやってたんですよ。先に、もうレコーディングを済ませていたらしくて、もうドラマの収録とかでね、忙しくなってしまうので、その忙しくなる前にレコーディングをすませていたらしいんですけど。
で、吾郎はもう終わってるってゆう情報を耳にしたので、『どうだった?』って吾郎に聞いたんですよ。そしたら吾郎が『ああ、あれねえ、あの聞くとねえ、案外大変だけど、やったら早いよ。』っていうスラっとした吾郎ちゃんの感想が、まずあって。「本当かな~」とは思ったんですけど、なんか割とすんなり本当にいきましたね。
これ~でも振り返るとね、『夜空ノムコウ』とかも割と早かったのは覚えてますね。あれも30分ぐらいで終わったような気がする。んで、帰りの車の中で、『ホントにいいのかな~』って俺がフクチー(マネージャーの福島さんのこと)に言ったら、『いいんじゃないっすか。』って言って、普通に、帰ったのは覚えてますね。
原宿駅の前辺りを通る時に、『これシングルでこんな感じでレコーディングで終わっちゃっていいのかな?』って、『いや、いいんじゃないですか。』とか言って。『早いっすねー、でも。』とか言いながら帰ったのは覚えてますね。
あと、『世界(に一つだけの花)』も早かったよね。『世界に一つだけの花』も。
『らいおんハート』が時間かかったのは覚えてる。
だって、あれ・・・一回、実は存在してない、うん、この世に出ていない『らいおんハート』っていうのがあるんですよ。テイクワンていう。で、俺レコーディング終わったんだーと思ったら、『いや、あの詩がですね、詩が、詩が変わりまして~』って言われて、”え~っ!!”ってなって。要はテイクツーをして、やったら時間かかりましたね。うん。
だから長い短いは関係ないですね。
レコーディング時間が長いからどうとか、短いからどうってゆうのは僕はないような気がするんですけど~。
でも、本当に言いますよね?よくね~、「ロサンゼルスの方で」、あと、「ロンドンの方にレコーディングに行きまして」とか。
で、1ヶ月間滞在してとかって言うじゃないですか。すごいっすね、何やってるんっすかね?レコーディング2ヶ月間ですよ、だって。何やるんすか?いや、わっかんない、わかんない。
だって1日で終わらせて、あとの1ヶ月と30日ぐらいはオフじゃないですか?僕の感覚からいうと。これ2ヶ月かかるって何やってんだろうとは思いますけど。
まあ、でもねえ、他の方っていうのは、ベースラインだったり、タイコのスネアーひとつの音にこだわってみたり。シンセの音のバランスをこうしようとか、ここでちょっとフェイドインさせて、ここでフェイドアウトさせようとか、そうゆうこともね、みんなたぶん本人も立ち会いの元でやってると思うんですよ。
でも、うちらってね、ホントないからね、それが。
でねえ、そうゆうのをちょっとレコーディングの現場で口出ししたくなるんですよ。『これ、ちょっとうるさくないすか?』とか言い出そうとすると、「まった面倒くせえこと言い出しやがって、この野郎」みたいな、目では。表面的には『(ものすごく丁寧な感じで)ああ、そうですよねえ。そうですねえ、これ足しといた方がいいですよね~。』とかいう感じで接してはくれるんですけど。
割とね、なんか僕の推理に基づいて今ここで言うと、たぶんね、顔で笑って内面では、気持ん中では「わかったよ~もぅ木村、うっせ~なあ、ホントにもう、はいはい、わかったから、はいはいはいはい!」っていう感じも結構多いような気もしますね。
まあでも、レコーディングっていうねものも、時間が短いからやる気がないとか、ええ、そうゆうわけではないので。長いから良いものができるっていうわけでもないとは思うんですよ、僕、個人的にはね。
35分っていうのは短いんじゃないかっていうことでしょう?うん、短いとは思いますよ。短いとは思うけど、でもね~2ヶ月は長いと思いますけどね、僕。
これ言いあいになっちゃいますね。